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(´・ω・`)首相です。
本日は、昨今日本国民たる皆様の間で盛んに議論をされております、大東亜戦争の賛否についての所信を述べたいと思います。
20世紀中の、いわゆる自虐史観に対するカウンターとでも申せましょうか、近年は大東亜戦争以前の日本を再評価する向きが多いように見受けております。中には、WGIPや日韓併合中の韓国の発展についてなど、私が学生であった頃には全く思いもよらなかった情報がネット上で交わされております。
ネットは確実に、人々の意識を変革させるツールとしてその力を発揮しているわけであります。
しかし、皆様。
私はここであえて申し上げたい。
旧日本軍は、確実に馬鹿の集団であったと。(´・ω・`)
先日もちらと申し上げましたが、バシー海峡の悲劇については皆様、ご存知でありましょうか。
聞けば皆眉をしかめ、知る者は皆口を閉ざすという程のその悲劇とは一体何なのか。
一言で申し上げますと、日本人数十万人をアメリカ軍潜水艦の練習用射的にした、ということであります。
概略は山本七平著「日本はなぜ敗れるのか」という本に記載がございますのでそちらをごらん頂きたいのでありますが、一切の反撃能力を持たない定員200名程度の貨物船に3千人近くの兵を押し込め、護衛もなく敵の制海領域を突破させようとした、というのがいわゆる「バシー海峡の悲劇」であります。
誰もが想像のつくことでありますが当然のことながら、貨物船は敵潜水艦の魚雷の餌食になるわけであります。しかも積荷は、定員オーバーどころではない、誇張ではなく人と人に挟まれて全く身動きができない3000人であります。
前述の筆者によりますと、もうこの時点で皆戦意を完全に失い、むしろ早く殺してくれという程の絶望感に苛まれたそうでありますがここにアメリカ軍の潜水艦が来る。
さらに魚雷を受ければ海水が一気に船内に流れ込み、3000人が身じろき一つできずにそのままの状態で溺れ死んでいったそうであります。
しかも、1回だけではありません。旧日本軍はこれを何度も、終戦の日まで繰り返したのであります。
今も、バシー海峡の海底には、想像を超えた恐怖の末に海の藻屑と消えていった、我々の同胞が何十万人も眠っているのであります・・・・・・(´;ω;`)
皆様、日本国民の皆様。
冷静になってお考え頂きたい。
万人単位の国民を、完全に無抵抗・無防備な状態で戦場にひたすら放り込み無駄に死なせ続けた旧日本軍、なかんずく作戦司令部が果たして本当にまともであったのか。
神風特攻隊はアメリカ軍に恐怖を呼び起こし戦意を失わせしめるための、まさに捨身の戦術でありましたがでは、バシー海峡で撃沈された数多の貨物船はどうなのか。
我々は今、終戦記念日には戦争で死んだ人々、特攻隊の人々の冥福を祈っております。しかし、バシー海峡に眠る数万人の同胞を知り冥福を祈っておられる人は果たしてどれだけいらっしゃるのか。
今までも旧日本軍が体験した悲惨な戦争の数々が映画となることはございました。ミッドウェーや硫黄島など、見るものの涙を誘わずにいられぬ場面に我々は、戦争に際した人々の気持ちへ思いを馳せてまいりました。
しかし、他に類を見ない程の悲劇である「バシー海峡」がなぜ映画化されたことがないのか。資料が少ないからか?戦闘らしい戦闘がなくて見栄えがしないからか?
そうではない。
いかなる解釈も不可能な、完全な無駄死にをした人々だからであります。
そして我々は、戦後70年以上経た現代ですら、あまりに恐ろしくてそれを省みることができない。
皆様、戦後の奇跡的な繁栄を謳歌しております日本国民の皆様。
その意味で我々は、未だに戦後を生きていない。
それどころか、かほどに無能であった旧日本軍を評価しようという向きも昨今ございます。
日本は未だに戦中なのであります。(´・ω・`)
かなり本を読んでいるつもりでしたが、鼻がへし折れました
その話はまったく知りませんでした
もう一度勉強し直しです…
(´・ω・`)
未だ戦中というのにはとても共感しました
いろいろなことについて納得行かなかった
戦中だと思えばいいんだ
(・∀・)勉強勉強です