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(´・ω・`)首相です。


今、日本国民の皆様の間で、教育に対する不満や疑問が湧き上がっていることを、私は認識しております。


私が現在の教育に疑問を抱いたのは十年ちかく昔、広島は世羅高校の修学旅行でおきた出来事の記事がきっかけであります。
修学旅行先の韓国で、生徒たちが韓国の人々に土下座をしたというのであります。


わが国と韓国の間の問題は多々あります。
それを鑑みたとしても、古今東西、生徒に集団で土下座をさせる教育というものが一体存在したでありましょうか。
私は、記事を読む我が目を疑ったものであります。


私は韓国の礼儀というものについて寡聞ではありますが、古来韓国では中国からの死者を土下座でもって迎えたそうですから、日本とさほど土下座の意味合いが異なるとは思いがたい。
過去どうであるにせよ、当事者でない、ゆえに過去のことでそしりを受ける謂れのない、前途ある若者たちが土下座をするという事態に、私は日本の教育というものが何か間違ってしまっていると感じられたのであります。


昨今話題にのぼることですが、愛国心教育、というものがございます。
ここで問題になるのは、「愛国心とは何か」だと思われます。


風土や人々を愛する心だとか色々言われますが、恐縮ながら私はこれに確固たる一言を持っております。
愛国心とは、自分が使う言葉を愛する心、であります。
ここは日本国でありますので、つまり日本での愛国心とは、日本語を愛する心であると断言いたします。


最も根源たる部分とは、今まさに私が語っております日本語、これを愛せるか否か、という問題であります。


皆様、どうぞお考えになってください。
もし突然、あなた以外がみな知らない言葉を喋りはじめたら。
日本語が誰にも通じないし、誰が何を言っているのかもさっぱりわからない。


そういう「日本」を、はたして愛せるでありましょうか。(´・ω・`)


それでもしばらく過ごせば、なんとかコミュニケーションをとることができるようになるでしょう。
身振り手振りにより、あなたの意図や相手の意図がうっすらと理解できるようになるでしょう。
しかし、日本語が通じた頃よりは恐ろしいほどに不便であります。


日本語が懐かしいと思うでしょう。恋しいと感じることでしょう。


つまり愛国心とは、さらに突き詰めるなら「容易に意思疎通のできる事を愛する心」であります。
コミュニケーションこそが、愛国心の源なのであります。


ネット右翼、という言葉がございます。
ネットワーク上でさかんに自国を賛美し、他国を貶す人々の総称でありますが、ちなみに前述の骨子を当てはめてみると、これは至極当然の現象であるわけであります。


これまで日本では、昭和の敗戦以前における全体主義のアンチテーゼとしての個人主義という信仰が、世間に蔓延しておりました。
これはすなわち、必要以上のコミュニケーションを取らない、という解釈をされ、やがてコミュニケーションを拒否するという妄信へと変遷しました。


それが隣人との断絶を生み、隣人のことがわからない、隣人の考えがわからないという状況が出現しました。
変わって「隣人」はTVの中のタレントやネット上の見も知らぬ他人になりました。


ビジネスや行政では、まだ誰も知らないような英単語をいかに先取りするかにしのぎを削っております。
初めてマニフェストという言葉をぽんと投げつけられ、ああ公約ねと即座に理解できた人が一体何人いたでありましょうか。


これなどは、実はコミューン形成の新しい一つの形であります。
女子高生のギャル語と本質的には何ら変わりません。(´・ω・`)


今の日本人は、コミューンに飢えているのです。
そしてそこに「愛国心」というキーワードを与えることで、コミューンを再構成しようとしているわけであります。


私はあえて皆様に問いただしたい。
状況は不可逆であります。旧来の「愛国心」が通じた時代ではもはやありません。
こういう状況の中で旧来の、いわば地域型の「愛国心」を唱えることに、何の意味がありますでしょうか。


そして提言したい。
今後のあるべき「愛国心」の姿とは、日本語が通じるコミューン全域を愛する心であるべきだ、と。


地域のみならず、ネット上の「日本語領域」ともいえる領域全てが「日本」であるという認識。
そして、その領域を愛し、育む心を育てること。
つまり、日本語の領域を広げるという野心。


小学校から英会話を教えるのであれば、同時に日本語の素晴らしさをも教え込む。
そして英語と日本語を比較し、どういう部分で日本語が優れているのか、それを子供達に認識してもらい、その素晴らしさを世界の人々に知ってもらうような努力を促す。


私が考える「愛国心教育」とは、そういう教育であるべきだと考えております。


私は覇権主義者であります。
素晴らしき日本語を世界に広め、伝えたいという野心に滾る、現代の覇王であります。(´・ω・`)
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